母と子と
決断の早さは相変わらずであった。
ある日の電話で「そろそろ子どもたちを金曜島に連れて来ても良いのでは」と“ふって”みた。
「いやぁ~まだ無理です」と言っていたのが、数分後にはLINEで『航空券を調べてみました“笑”』と送ってきた。
思わず笑ってしまったのが2ケ月程前であった。
3月21日、満ちゃん、長野さんとCAIRNS空港から一緒になり、母と子が来てくれた。
島を離れて7年になる。
2人の娘に恵まれ、思い出深い金曜島に幼稚園の春休みの間に2週間半の予定で来てくれた、5歳のララちゃんと3歳のメイちゃん。
母親の血を強く受け継ぐ、自然と動物大好きの二人である。
朝、夕の涼しい時に桟橋に出かけて魚を釣る。それも沢山の種類の魚を釣っている。
自分たちで釣った魚に名前を付けて遊ぶ。
私達が笑ってしまう様な名前が付いていたりする。
辺りが暗くなると虫を求めて窓にヤモリが沢山集まる。
それを手づかみにし、「ヤモリに喰いつかれた!」と切れた尻尾を手に笑って見せてくれる。
それを麻里子母は止めるわけでもなく構わないでいる。
食事の時も我が家の取りたてタマゴご飯が好きで、毎日食べている。
3歳のメイちゃんが自分でタマゴを割り、醤油を入れる。
勿論3歳の子がタマゴを上手に割れるわけがない。
醤油も適量を入れる事も出来ない。でも、自分で行う。
麻里子母は小言を言いながらもやらせている。
東京のお姉さん、法美さんは子ども達が汚した台所を掃除しながら “こんな母と子を見ていると自分も結婚したくなる”と優しい顔でつぶやくのである。
ある時は母と子3人でだけで船で出かけカニを捕り、
時にはバイクで島の西側まで行きカキを打つ。
潮が引くと砂浜を歩きアサリを掘る。
私の娘、恭味と友芽も幼い頃こんな風に過ごしていたあの頃を思い出す。
4月7日朝、
メイとララが動物達とさよならを言うと言うので一緒に行った。
2頭の馬をなで、ヒヨコを抱いて別れを告げた。
そこで私にも同じく「また来るから」と言ってくれた。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)





最近のコメント