ホロホロ鳥
10年位前になるだろうか?
トミーとジュディーのカップルがPOWの側の島に住んでいた。
動物好きの人たちで、驚くほどの種類の動物を飼っていた。
最初に尋ねた時は、驚いた。動物園の様に見えたものだ。
その頃は、麻里子さんの金曜島生活の全盛期であった。
欲しいなあーと言い出しホロホロ鳥の有精卵を分けてもらった。
ニワトリに温めさせ、3羽のホロホロ鳥が孵化した。全然慣れない。
ズーーーっと鳴き続ける。
人が近づくと逃げ惑う。どうしようもない鳥を育てる羽目になったと思った。
ズーーーっと鳴き続ける。
人が近づくと逃げ惑う。どうしようもない鳥を育てる羽目になったと思った。
成長するに従い、人間との距離を置いて行動する様になった。
3年が経った。
全く卵を産まない。
多分、全部オスではと麻里子姉と話していた。
そうこうするうちに、麻里子さんは結婚して金曜島を離れた。
たまたま、木曜島に住んでいたHanahという若いカナダ生まれの女性と知り合った。
彼女はRASPで動物の世話をしていた。
大の動物好き、知識も多い。
話の中でホロホロチョウのオス・メスの見分け方を聞いてみた、でも完璧には説明できないとの事だった。
でもホロホロ鳥の有精卵を手に入れる事は出来るし、自分で孵化してやるという事になった。
そこで24個の有精卵をExpress Postで手に入れ、そのうち23個が孵化した。
6羽は育たなかったが、17羽が成長した。
成長の段階で面白い行動を目にした。
いままで居た3羽が幼いホロホロ鳥の鳴き声に反応して、ずっと小屋の周りで守っているのである。
それも一時も離れず、まるで親鳥の様に。
お陰で「ニセ」親鳥に見守られ成長し、雨季に入る頃、卵を全部のメスが一ヵ所に産み出した。
ニワトリの大きさなのだから、20個も卵が溜まったら温めだしたらいいのだが中々温めない。
その内、山の様に卵が溜まる。
その上にチョコンと1羽のメスが温め出す。
他のメスは知らん顔でその同じ場所に卵を産み続ける。
これでは孵化はしないので、卵を取り数を減らすのだが、他のメス産み続けるので、温めている親鳥の下は、10個程で残りは外にはみ出している。
よって、いつも孵化するのは4~5羽で他の卵は処分する羽目になる。
12月の雨季に入ったころ宿舎裏の大木の上の方に宿をとる親ホロホロ鳥が次々と大きなヘビにやられた。
夜、騒ぎで起き出し、駆けつけると、ホロホロ鳥を丸のみにしているヘビが見えるのだが、高すぎて退治する事が出来ずにいた。
この調子では、ホロホロ鳥が全滅してしまう。
丁度その頃2羽のニワトリが卵を温め出した。
3年が経った。
全く卵を産まない。
多分、全部オスではと麻里子姉と話していた。
そうこうするうちに、麻里子さんは結婚して金曜島を離れた。
たまたま、木曜島に住んでいたHanahという若いカナダ生まれの女性と知り合った。
彼女はRASPで動物の世話をしていた。
大の動物好き、知識も多い。
話の中でホロホロチョウのオス・メスの見分け方を聞いてみた、でも完璧には説明できないとの事だった。
でもホロホロ鳥の有精卵を手に入れる事は出来るし、自分で孵化してやるという事になった。
そこで24個の有精卵をExpress Postで手に入れ、そのうち23個が孵化した。
6羽は育たなかったが、17羽が成長した。
成長の段階で面白い行動を目にした。
いままで居た3羽が幼いホロホロ鳥の鳴き声に反応して、ずっと小屋の周りで守っているのである。
それも一時も離れず、まるで親鳥の様に。
お陰で「ニセ」親鳥に見守られ成長し、雨季に入る頃、卵を全部のメスが一ヵ所に産み出した。
ニワトリの大きさなのだから、20個も卵が溜まったら温めだしたらいいのだが中々温めない。
その内、山の様に卵が溜まる。
その上にチョコンと1羽のメスが温め出す。
他のメスは知らん顔でその同じ場所に卵を産み続ける。
これでは孵化はしないので、卵を取り数を減らすのだが、他のメス産み続けるので、温めている親鳥の下は、10個程で残りは外にはみ出している。
よって、いつも孵化するのは4~5羽で他の卵は処分する羽目になる。
12月の雨季に入ったころ宿舎裏の大木の上の方に宿をとる親ホロホロ鳥が次々と大きなヘビにやられた。
夜、騒ぎで起き出し、駆けつけると、ホロホロ鳥を丸のみにしているヘビが見えるのだが、高すぎて退治する事が出来ずにいた。
この調子では、ホロホロ鳥が全滅してしまう。
丁度その頃2羽のニワトリが卵を温め出した。
ホロホロ鳥の親鳥の下から卵を盗み12個ずつ2羽のニワトリに温めさせた。
そのうち半分が孵化した。
そのうち半分が孵化した。
その頃、今や家主の風格の小川先生が金曜島に住み着いていた。
孵化したひな鳥は親から離す。
それも、孵化直後がいい。
私の経験から、日が経つと慣れないし世話が大変であると知っていた。
丁度時を同じにしてホロホロ鳥の親鳥の下でも卵に変化があった。
次の日、数羽のヒナが孵化していた。
小川先生に親からヒナを盗んできてくれと頼むと、さすが先生、私の話を理解してくれた。
「すごい戦いだった!」と言いながら戦に勝った小川先生は楽しそうにヒナを抱いていた。
それから小川先生の育児が開始した。
これは距離を置いて見守っている私にとって面白かったし、新発見が多かった。
まず孵化直後は、温めなければならない。
夜は自分の部屋に移動し、お湯をボトルに入れ、そのボトルを靴下に包み、飼育箱に入れる。
そして、エサ、水、糞の始末。
これを続けるには愛情が深くなければ手を抜いてしまう。
するとすぐにひな鳥は弱る。一度弱ると元に戻すのは大変である。
少しして餌を食べ出すと成長が早くなる。
その頃、私にできないことを小川先生がやりだした。
ひな鳥への話し掛けである。
これには驚いた。
話し掛け方が、人間に話すように長々と話すのである。
この頃は、私と話すよりヒナと話している時間が長かったのではなかろうか?
この話し方が功を奏してホロホロ鳥のヒナが慣れてきた。
成長の途中、数羽が蛇にやられたり、弱ったりして死んだ。
その都度涙を流したが、本当に上手に成長させてくれた。
孵化したひな鳥は親から離す。
それも、孵化直後がいい。
私の経験から、日が経つと慣れないし世話が大変であると知っていた。
丁度時を同じにしてホロホロ鳥の親鳥の下でも卵に変化があった。
次の日、数羽のヒナが孵化していた。
小川先生に親からヒナを盗んできてくれと頼むと、さすが先生、私の話を理解してくれた。
「すごい戦いだった!」と言いながら戦に勝った小川先生は楽しそうにヒナを抱いていた。
それから小川先生の育児が開始した。
これは距離を置いて見守っている私にとって面白かったし、新発見が多かった。
まず孵化直後は、温めなければならない。
夜は自分の部屋に移動し、お湯をボトルに入れ、そのボトルを靴下に包み、飼育箱に入れる。
そして、エサ、水、糞の始末。
これを続けるには愛情が深くなければ手を抜いてしまう。
するとすぐにひな鳥は弱る。一度弱ると元に戻すのは大変である。
少しして餌を食べ出すと成長が早くなる。
その頃、私にできないことを小川先生がやりだした。
ひな鳥への話し掛けである。
これには驚いた。
話し掛け方が、人間に話すように長々と話すのである。
この頃は、私と話すよりヒナと話している時間が長かったのではなかろうか?
この話し方が功を奏してホロホロ鳥のヒナが慣れてきた。
成長の途中、数羽が蛇にやられたり、弱ったりして死んだ。
その都度涙を流したが、本当に上手に成長させてくれた。
ホロホロ鳥はバッタ好きである。
花の新芽を食べるバッタを退治しているとそのバッタをおねだりしにくる。
17羽の立派に成長した若いホロホロ鳥に付きまとわれるのは、「2人のゆか」に付きまとわれるより、気分がいいのだ。
朝、6時半前に必ず全員で宿舎前に現れる。
すると、鬼木ゆかが餌バケツをぶら下げて走る。
その後を速足でホロホロ鳥が遅れをとるものか!と言う様な真剣な顔つきで追う。
それが何ともほほえましい。
もう一つほほえましいことがある。
朝食の時に全部が小屋の中に入る。
昼間は中で過ごすが、夕方は出ている。
自分たちで小屋から出る事は出来るし、外の世界の楽しさも知っているのだが。
花の新芽を食べるバッタを退治しているとそのバッタをおねだりしにくる。
17羽の立派に成長した若いホロホロ鳥に付きまとわれるのは、「2人のゆか」に付きまとわれるより、気分がいいのだ。
朝、6時半前に必ず全員で宿舎前に現れる。
すると、鬼木ゆかが餌バケツをぶら下げて走る。
その後を速足でホロホロ鳥が遅れをとるものか!と言う様な真剣な顔つきで追う。
それが何ともほほえましい。
もう一つほほえましいことがある。
朝食の時に全部が小屋の中に入る。
昼間は中で過ごすが、夕方は出ている。
自分たちで小屋から出る事は出来るし、外の世界の楽しさも知っているのだが。
どうも担任の小川先生のいう事を聞いているように思えてならない。
小川先生は4年間の英語教員として教えていた。
その時の教え子より、ホロホロ鳥の方がかたくなに教えを守っているのかも知れない。
小川先生は4年間の英語教員として教えていた。
その時の教え子より、ホロホロ鳥の方がかたくなに教えを守っているのかも知れない。
髙見
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