釣り好き
釣りに行くかと問うと、全員が「行く」と即答。
すると、計5名が1隻の船で行くと釣りづらいので、もう一隻の船も出す。
私が先に出てポイントにアンカーを打ち、待つ。
小川先生が少し遅れて来て、私と入れ替わり、小川先生ともう1名がそのポイントで釣る。
私は小川先生の運転して来た船で他のポイントに向かう。
そして1時間釣る。
1時間と決めている。
1時間後には桟橋に帰る。
するとお互いクーラーボックスを覗き見て釣果を知る。
そして年長者が判別し、魚をさばく人、シャワーをする人、食事の準備をする人と指示を出す。
私達は、釣れる潮と釣れる時間帯にしか釣りに出ない。
潮が悪いのに釣りに行き、何も釣れずに帰るのは、遊びに来た人がする釣りである。
私達の様に島に住み、海に接するものは、行ってはいけないことである。
思う場所に投げれない
上手に上げられない
合わせが「ヘタ」
こんな「ヘタクソ」連中と魚釣りに出るのは本当は私は気が向かないのだが、人間60を過ぎると少し優しくなる。
ついつい一緒に釣りに出てしまう。
いつの日か竿捌きが上手になり、大物を喰わせ、上手に釣り上げてくれることを夢見ながら今日も一緒に釣りに出るのである。
「永遠に幸せでいたかったら 釣りを覚えなさい。」
でも「ヘタクソ」のままでは釣りを覚えても幸せにはなれないのではなかろうか?
「2人のゆか」、ひとみ、聡太郎
「わかったか」
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