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2017年5月

2017年5月20日 (土)

釣り好き


我が家の4人の若者達は釣り好きである。


釣りに行くかと問うと、全員が「行く」と即答。


すると、計5名が1隻の船で行くと釣りづらいので、もう一隻の船も出す。


私が先に出てポイントにアンカーを打ち、待つ。
小川先生が少し遅れて来て、私と入れ替わり、小川先生ともう1名がそのポイントで釣る。

私は小川先生の運転して来た船で他のポイントに向かう。


そして1時間釣る。
1時間と決めている。


1時間後には桟橋に帰る。

するとお互いクーラーボックスを覗き見て釣果を知る。

そして年長者が判別し、魚をさばく人、シャワーをする人、食事の準備をする人と指示を出す。

私達は、釣れる潮と釣れる時間帯にしか釣りに出ない。

潮が悪いのに釣りに行き、何も釣れずに帰るのは、遊びに来た人がする釣りである。

私達の様に島に住み、海に接するものは、行ってはいけないことである。


さて、我が家の4人の若者の釣りの「腕」だが、「ヘタクソ」である。


思う場所に投げれない

上手に上げられない

合わせが「ヘタ」

こんな「ヘタクソ」連中と魚釣りに出るのは本当は私は気が向かないのだが、人間60を過ぎると少し優しくなる。

ついつい一緒に釣りに出てしまう。

いつの日か竿捌きが上手になり、大物を喰わせ、上手に釣り上げてくれることを夢見ながら今日も一緒に釣りに出るのである。


「永遠に幸せでいたかったら  釣りを覚えなさい。」


でも「ヘタクソ」のままでは釣りを覚えても幸せにはなれないのではなかろうか?




「2人のゆか」、ひとみ、聡太郎



「わかったか」

髙見

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2017年5月19日 (金)

留守番

4泊5日でCAIRNSに行った。
イギリスに住む娘が東京経由でBRISBANEに来豪。
それに合わせ、法事で帰国中の藤子が東京で待ち合わせして数日過ごしBRISBANEの自宅へ一緒に帰って来た。


娘は、大学と病院への用事があるとの事で、それを済ませ、たったの2泊でBRISBANEを後にし、CAIRNSに来た。

ぜひ松本さんに会いたいとの事だった。

私もそれならとCAIRNSでの用事をその日に合わせ、娘と2日間一緒に過ごした。

娘は高校まで過ごしたCAIRNSでは友達に会い、夕方には5歳から練習した松本空手道場に行き見学して身体をムズムズさせた。

久しぶりに会う娘は、良い顔をしていた。
これなら大丈夫と思った。
1人、外国で過ごす。

何歳になっても親は心配はするものだ。

CAIRNSに来たら夕食はいつも松本さんと一緒に摂る。

昔に戻った様で本当に楽しい数日だった。

5歳からずっと空手を教えて頂き、松本さんご夫妻を娘たちは人前では「先生、奥さん」だが、普段は「ジイチャン、バアチャン」と呼んでいる。

娘たちも大人になり厳しく教えを受けたことに感謝する気持ちが出てきた。





さてさて、4泊5日の留守である。

出る前は、水をチェック、発電機のチェック、全てをチェック。


小川先生に「大舟に乗ったつもりでいるから!」と言って養殖場を出た。


小川先生には、買い物の帰りはいつも船の運転をさせている。
免許も取得しているので、今日は私の迎えを頼んだ。

普段はうるさいオッサンと2人には思われているのだが、今回は木曜島の桟橋から私を見つけ、ホッとしたような顔で手を振っている。

初めて自分たちだけの木曜島へのお出かけは多少の不安はあったのだろう。




養殖場に帰り着いた。

4泊5日だが私には長く感じられる。

動物を見て、植物を見て、潮見表を見る。


留守の間の仕事をチェック。



聡太郎君が、宿舎の裏の大木の枝を上手に切ってくれていた。有難い。



数年前、今でもカズパールに協力してくれている小泉香子さんのご両親が来島されたことがある。

その時は、香子さんの運転で近くのビーチに親子3人で出かけて良い思い出を作っていた。
小川先生もこのような思い出をつくり、数年後教職に戻った時の糧にしてくれたらいいのだが。





髙見

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2017年5月18日 (木)

2人の「ゆか」

今年の求人募集に「ゆか」さんの名前が続いた。


5~6人の「ゆか」さんからの応募が有った。
その内の2人の「ゆか」が現在金曜島を守ってくれている。


1人は1月末に来て今や家主のような風格が出て来た小川先生こと小川ゆか。
高校の英語教員を4年経験してその後ワーキングホリデーで来豪して金曜島に来てくれた。

今迄にも多くの英語の達者な人たちが来てくれたが、小川先生の英語力は今迄で一番である。

この様な実力者がわが養殖場で良いのかと思ったりもするが、本人は平気な顔で、私の心配などどこ吹く風である。

釣りに行くゾー             ハイー

潜りに行くゾー            ハイー

カキ 採りに行くゾー         ハイー


そして週一回の買い物も常に一緒である。
奈良県民の小川先生は、私が知るもう1人の奈良県民と少々似たところがある。
スーパーに入ると入口の壁に貼ってある。チラシを横目で見て普通の様に通り過ぎる。
それだけで全てが頭に入っていて、私はただただトローリーを押して回るだけで週1度の買い物は終わる。

又、食事の準備もTOURの準備もこのように進む。

5月に入ると忙しくなる。心配していた私の相棒が今年も育っているのでどうにか乗り切れそうである。






もう1人のゆか、鬼木ゆか。
彼女も良い大学を卒業してワーホリに来ている。
彼女にも私のところで良いのかという思いもあるが、小川先生と同様どこ吹く風である。


養殖場では、船の運転・四輪バイクの運転とギアを入れ替える乗り物を扱う。



鬼木ゆかは、今時珍しくマニュアルの免許を取得している。
その為ギアチェンジがスムーズに出来る。
私が思うにあと1か月もすると上手に船を操れるのではないだろうか。




2人の「ゆか」は、自然の中での遊びを人並み以上に楽しむことができる。
5月に入ると1年で1番潮が引く。私はアラフラオオニシを見つけに金曜島の西側の砂浜で遊ぶのを楽しみにしている。


そして、6月に入ると自然薯を掘る。




又、2人につきまとわれそうである。



髙見


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小川ゆか

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鬼木ゆか

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2017年5月12日 (金)

継続は力なり

毎年10月になると一息入れる。

5~9月までの間は当地では乾季になる。
すると陸路を数日かけてCAIRNSからオーストラリア最北端を目指し、多くの観光客が訪れる。
その中のOUTBACK SPIRITというTOUR会社がこの期間800人のお客を連れて来てくれる。
10日間ものTOURだから料金も安くない。約1万ドルも支払ってきてくれる。
ゆっくりいろいろと見てTOUR最後の日にはSEISIAからフェリー9時に木曜島に着き、ホテルにCHECK INし、その後11時頃に金曜島に到着する。
このTOUR客は10日間のゆっくりの旅だから時間と懐に余裕がないと参加できない。
よって、どうしても初老から上の年齢が中心となる。
その方々が口々にこのTOURのHighlightがFRIDAY ISLAND FARM TOURだと言ってくれる。
こう聞くと大事にしないわけにはいかない。
スタッフ全員、一生懸命となる。
そして9月の最後のOUTBACKが終わるとホッと一息となる。
昨年は、弘子、かなみ、まりえ、まほ、はるかがメンバーだった。
10月に入りこのメンバーが島を出てCAIRNSで面接にやってきたのが小宮山和弘だった。
味見のかなみが金曜島では続かないと思うと言う。
他のメンバーもちょくちょく電話して来て、「彼氏、まだいるんですか?」と問うてきた。
そんな訳アリ小宮山和弘のSTARTだった。
人間60年も過ぎると名前を聞いただけで性格、顔つきを想像してしまう。
私の思い通り、「和弘顔」の若者が10月31日にメンバーに加入した。
明治大学を卒業しているので頭はいいのだが、なにしろ他の事を行ったことがない。
手がかかる。
覚えるのに時間がかかる。
本人もつらかったのだろう。顔つきが険しくなってきた。
それでも



「継続は力なり」
3~4ヶ月して、出来ることが増え、自信がついたのか顔つきが私の思う「和弘顔」になってきた。
こうなったらしめたものだ。
成長の速度が増した。
新しいメンバーが加わり、教えることも多くなった。
金曜島生活満6か月。
男の体格に近づいてきた。

そして4月15日

教え子小川先生、ひとみに見送られて何度も行き来した金曜島の桟橋を離れた。
私はTOURの客が来ているので急いで台所に帰った。
変な声がする。泣き声である。
家主の小川先生と「いいんですか?」のひとみが泣いているのである。
大の大人が声を出して泣くのを葬儀以外で初めて聞いた。
小宮山への思いがあったのか?
それとも精神的な弱さがあるのか?
又、心配事が増えた。
願わくば、前者であって欲しいと思うのであった。
小宮山君のワーホリ生活の始まりが、金曜島で良かったのではないかと思う。
後のオーストラリア生活の良い糧になるのではないだろうか。
意義あるオーストラリアでの生活を送ってほしいものである。
髙見

Unnamed

サメ釣り漁師聡太郎 「いいんですか?」のひとみ 小宮山くん 家主の小川  日焼けのゆか

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